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【行きました】電気グルーヴ TROPICAL LOVE TOUR

電気のライブを観るのは去年のワーハピ以来。
名盤TROPICAL LOVEをひっさげてのツアー。
大魔法『午後休』を発動して駆け足でZeppへ。
今回もがっつり踊って笑った楽しいライブでした。

 

以下セトリ。

 

1.人間大統領
1曲目だからか、瀧が全然声出てないwww
合間合間の「うっほ、うっほ」がしっかり聞こえててナイス。

 

2.東京チンギスハーン
3.顔変わっちゃってる。
4.プエルトリコのひとりっ子
ここまではアルバム通りの展開。曲順も全く同じなのは初めてでは?

 

5.いちご娘
6.March
どちらも完全に予想外!
特にMarchは別れを想像させる歌詞な事もあってかなり涙腺にきた。
インタビューでも「先が長くない」とか言ってて心配。

 

7.The Big Shirts
8.Missing Beatz
9.SHAMEFUL
いつも序盤を担当してた曲達だったので、
え、ここでこれやるのか・・・と一瞬気持ちがぶれた。

 

10.新幹線
11.愛のクライネメロディー
遂に電気グルーヴのライブでも網戸VJが登場!しかもZeppだからデカい!
ステージ上の液晶とのレイヤー感が素敵でした。
愛のクライネメロディーは今回も案の定、涙涙涙。

 

MC
「眼に注射でウオッカを」「レターパックで現金を送れは詐欺」
「昭和のキチガイ」「バンクシーな〜」「ドーランをちんちんの先に」
「見るマスカラス」などなど。20分くらい喋ってたかも。

 

12.モノノケダンス
13.柿の木坂
14.Fallin’ Down
15.Upside Down
16.FLASHBACK DISCO
17.Baby’s on Fire
一気に踊り抜けたテクノディスコタイム。
レーザーがビッシビシ発射されてて非常に良い。
でも序盤を数曲削ってここ膨らませてほしかったな〜

 

18.N.O.
「昔からお客さんと一緒に歌ってきた」と言ってから
客席にマイクを向ける卓球、カワイイ。

 

19.ユーフォリック
20.トロピカル・ラヴ
本編ラストがこの手のメロウな曲なのはここ最近無かったのでは。

 

MC
「元オザケン」「褒めディスり」「半濁点が付くのはハ行だけ」
「みんな常連なのかな〜って」「自業自得!砂原良徳!」
「東京がアウェイ」「辛いことは覚えてるから辛い」などなど。

 

21.ヴィーナスの丘
VJで夏木マリ様登場!超カッコいいビジュアル!
後半、卓球が瀧に飛びついてそのままぐるぐる〜って回る
洋画でよく見るやつをやってて、思わず萌えました。

 

22.恐怖カメレオン人間
「30年前の曲やるぜー!」と叫んでから投下。
あまりにも懐かしすぎるし、これを最後の最後に持って来るところが
流石電気グルーヴだなぁと。しかもばっちりアレンジされてるしw

 

19時半に始まって22時終わり。
序盤が割とゆったり進んでたので後半は少し駆け足だったのが勿体無い。
でも本人達もライブ中に言ってたとおり正にワン・アンド・オンリー、
唯一無二のライブでした。楽しかった!

 

 

【観ました】LA LA LAND

 

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大傑作。

 

何やかんやあってからの「5年後」。こっちの期待をパンパンに膨らませてからの「ミアお前、そっちかぁ、、、そっち選んだかぁ、、、」と思わせる展開が、『ヒート』の終盤、高速道路を走りながら右にハンドルを切るデ・ニーロと重なって思わず涙。「いやいや、俺その展開は納得いかないですよ、マジで」とプリプリしていたら、セブズでの2人の邂逅からの『ラン・ローラ・ラン』的な巻き戻し&現実改変の展開。「そう!そう!そうだよね!やっぱ2人が結ばれてハッピーエンドだよね!」と思っていたのも束の間、『未来世紀ブラジル』のラストのようにそれはセブが思い描いていた夢でしかなく、、、。

 

それまで歌と踊りでお互いの感情を表現していた2人が、最後は言葉を交わす事なく笑顔で別れていく。それとミアの成功、結婚、出産の道のりを逆にセブが見た夢で語らせたところ。序盤から圧倒的な熱量とテンポで畳み掛けていたミュージカル的演出との対比が素晴らしい。(「合格したらこれからの私達の関係は?」と尋ねたミアに対する「分からない」とはぐらかしたセブを見てるから更に泣ける)

 

互いに相手の夢が叶う事を望み、共に刺激しあって歩んだ2人。実際にそれぞれが夢を叶えているので決してバッドエンドではなく、むしろハッピーエンド。なのに鑑賞後に残る余韻とも言えないモヤモヤした気持ち。。。「夢も叶って、しかも2人は結婚」的な二兎を得るエンディングに知らぬ間に浸り過ぎ、慣れ過ぎていた自分に気付いた。

 

人生の中で、自分が歩むべき道を示してくれる人が現れたとしても、その人と共に歩めるとは限らない。時間なのか恋人なのか、何かを犠牲にして折り合いを付けないといけない時が、夢を追う者には必ず来るのだろう。自分にその選択肢が現れた時に、どの方向に進むのか。その時にはきっと、ある種狂気とも言える推進力で進まないと、「LA LA LAND」には到達出来ないんだろうな〜。

 

 

【観ました】ドクター・ストレンジ

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2008年の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース。3部作や前後編といったこれまでの映画の造りを根本から覆し、年に数本公開という驚異的なハイペースで傑作を量産させてます。昨年の『シビル・ウォー』からフェイズ3に突入し、シリーズ全体で14作目が公開。遂にドクター・ストレンジが登場してくれました。MARVELの中でも古参キャラですし、他のキャラクター達との掛け合いが早く見たい!

 

ストーリーはいわゆるオリジンもの(キャラクターの誕生、原点を描く)なので、駆け足&先読みしやすい展開ではあるものの、特筆すべきはやはり魔術の世界の描き方!東洋と西洋、現代と古代を上手くブレンドさせたスタイリッシュながらも呪術的な世界。冒頭から『インセプション』やジョジョ6部の『C-MOON』の発展系とも言える重力捻じ曲げアクションが始まり、度肝を抜かれます。エンシェント・ワンがストレンジに魔法を叩き込むシーンでは、マンデルブロ集合や『インターステラーの後半を思わせる量子力学的描写の乱れ打ち。これまでのMARVELシリーズとは一線を画す世界が圧倒的な説得力を持って迫ります。


一時は別の俳優か!?とも思われたストレンジ役は、最終的にベネ様に落ち着いたので一安心。ユーモアたっぷりでまさにはまり役。『ローグ・ワン』で心優しき親父を演じてたマッツ・ミケルセンは、『カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルを彷彿とさせる不気味な悪役として登場。そして何よりもあのスコット・アドキンスが遂にユニバース入り!目元があんななのでパッと見では分かりにくいですがw ドニー・イェンの『ローグ・ワン』出演決定の時のような嬉しさ!


あとはタイムループというある種ありきたりなネタを、ドクター・ストレンジの性格を上手く組み合わせて昇華させた、暗黒次元の支配者ドーマムゥとの最後の闘いも非常に面白い。(あっさり音を上げるところもカワイイ)


ラストではマイティ・ソーを登場させて、『ソー:ラグナロクからの『インフィニティ・ウォー』への繋がりをチラ見させて期待感をしっかりと煽ってくれる。(ハルクがどんな流れで加わるのかも気になります)『アントマンの劇中でファルコンを登場させてアベンジャーズとの繋がりを作り、『シビル・ウォー』アントマンを違和感無く活躍させたように、この辺のテクニックがMARVELは本当に上手い。


個人的に気になったのは、ストレンジの事故の原因にもなった「雷に打たれた」少女のこと。他の症例とは異なる患者ですし、雷と言えばやっぱりソーが思い浮かぶし、どうにも見過ごせない何か引っかかる所があります。(『エージェント・オブ・シールド』で回収する伏線か?)

魔法のシーンなんかは特にIMAXの3Dがバッチリハマると思います。是非。

#1 金沢行きました おまけ

otakon1011.hatenablog.com

 

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先日金沢に攻め込みました。おまけの回としては、金沢の街で見掛けた趣のある看板文字達を紹介したいと思います。

 

「裁」の左下の混み合いがちな部分を上手く省略していて、画数が少なくて密度の薄い後半の二文字と絶妙なバランスを保ってます。

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いらすとやが猛威を振るうフリーイラスト素材界の中で、未だに残るMicrosoftテイストの作品がこちら。お姉さんはパネルを脇に挟んでいるだけな所がじわじわと笑えてくる。

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THE・年季。ちなみに店内はバイク屋じゃなくなってました。

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「寄ってらしゃ〜いな!」の破壊力もさることながら、全ての情報でフォントを使い分ける大盤振る舞いさ。

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同店舗の別の看板。ここでも全く違うフォントを使用。そしてとどめの一撃「入りまっしネ」

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こちらも年季の入った店舗。

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上から左下に流れていくカーブの反復が美しい。

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後ろ二文字のストロークを全く無視した「ユ」のガッチリ具合。

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優雅栄チックで統一感たっぷりの「ブティック」部分と、対象的に超ボールドで組み立てた「ミドリヤ」 の対比が素晴らしい。特に平行四辺形のシルエットに2本線を加えただけでそれと分かる「ミ」が大好き。「ド」の潔い2画目も好き。

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豪快な筆文字よりも気になるのは上部で飛んでいる謎のキャラクターである。あれは眼なのか髪なのか・・・

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Please visit our temple!!!

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誰が見てもビッグなのが分かる。良い。

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右上に勢い良く伸びる「レ」が素敵。

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飛び出すと何が起きるかが非常に分かりやすい

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ナ ナンダッテー!!
Ω ΩΩ

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駅前に興味深い看板が

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えっちな映画館でした

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以上!都会には無い地方独特の個性的な看板が多くて面白かったです。

 

 

 

 

 

#1 金沢行きました 後編

前編はこちら

otakon1011.hatenablog.com

 

2日目はいよいよ21世紀美術館へ向かいます。道中で面白い神社を発見。

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なんと一部が煉瓦造りなのだ。

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他にもモダンな造りの建築物が多くて歩いてるだけでも楽しい。

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着弾

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まずは深澤直人監修の「工芸とデザインの境目」展。職人がひとつひとつ時間を掛けて仕上げていた器や作業道具等々の「工芸品」と、使いやすくてリーズナブルで、かつ短期間で大量生産が可能な大衆向けの「プロダクトデザイン」。それぞれの傑作を対比させる事で、物を切る、人を乗せる、足先を守るといった同じ目的に対して、異なるアプローチで答えを出したそれぞれの美しさを感じさせる内容(だったはず)ただの鍋も美術館に展示すれば傑作に見えるってのが何気に面白かった。

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もう一つは東京で見逃していたトーマス・ルフの写真展。写真撮影OKとの事だったのでバシバシ撮影しましたが、あの展示空間で見た巨大な写真が持つ圧倒的なパワーとインパクトには敵うわけがなく。「撮る→レタッチ→現像」の手法にこだわらずに自由な発想で最終的に写真っつー形に落とし込むアイデアがとても良かった。

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免許証に使うような証明写真も驚愕の高解像度を保ったまま2m近く引き伸ばされると圧倒的な無言の圧力を持って不気味に迫ってくる。

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デカい写真は強い。

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近くで見ると笑えるほどガビガビの写真なのにある程度離れるとなんかそれっぽく見えちゃう不思議。(作品名もJPGだったはず)写真と画像の境目とは何ぞやと考えさせられる作品。

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エロ画像を重ねまくって加工してるらしい。目を凝らしたけどよく分からん。

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例のプールです

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今回見た2つの展示会よりも面白かったのが金沢市の小中学生の制作物約9000点が一挙に展示されているパワフルな空間に遭遇できたこと。こんな感じで会場いっぱいに様々な作品が展示されていた。紙粘土で作る謎のお面とか、ぶつ切りにした木のブロックをボンドや釘を駆使して作り上げるモンスターとか、自分も子供の時に取り組んだ題材があったりして懐かしかった。

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ドラッグディーラー

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ウソはバレる。中3でこのセンス、最高にヤバくないですか。

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それぞれ違う中学校なのにこのアプローチ。スタンド使い同士は惹かれ合う。

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この画が会場で一番ハイクオリティだったと思う。10歳以上年下が描いたとは思えん。

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上手い下手とか関係なくて、どの作品も「私はこれが作りたいんだ!そして自分がOKって言ってんだからこれでOK!」っていうピュアな情熱がすごく感じられたし、仕事でグラフィックデザインやってる事もあって余計そのパワーに打ちのめされてしまった。普段から自由にモノを作ってるようでいて、実は何かにがんじがらめになってる中で作ってるだけってのを痛感しました。

 

魚市場で鮪丼。美味。

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拝啓 佐藤可士和様、金沢でも貼られてますよ。

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そして魔の都へ。

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深掘りすればもっと色んな楽しい場所があるんでしょうけど今回はこんな感じ。十分楽しめたしほとんどの場所が駅から徒歩で向かえるので、ストップ・アンド・ゴーを繰り返すバスに揺られる必要が無くてとても楽でした。次回は金沢の街中で見つけた趣のあるタイポグラフィ達を紹介したいと思います。