ウォーハンマーに初挑戦しました
最新のウォーハンマー40,000 - Warhammer 40,000
結論から言うと、超楽しかったです。早く次を組みたい。
最近SNSやブログ等でよく見掛けていたウォーハンマー。その世界観や模型のディティールから興味は持っていたものの、ボードゲームってルールがよく分からないし、値段も高いし・・・で敬遠してましたが、意を決して挑戦しました。
「初心者セット的なものが欲しいです」
「はいどうぞ」
・ルールブック(ウルトラマリーン1体付き)
・13種の基礎色入りミニボトルと筆、ニッパーのセット
・6種のディティールアップ用のミニボトル
以上3点で7000円オーバー。MGの価格帯を軽く超えてきたのでちょっと狼狽えましたが、もう後には引けません。
自分の目で改めて実物を見ると、やはりディティールの細かさに驚きます。左下のマシンガンの密度感がヤバい。
パーツ数が少ないので組み立ては10分程で終わります。同サイズのレゴと比較。小顔だな〜。これだとただの青い塊なので、塗装開始です。
下地の層から塗っていき、陰影等々の層を塗り重ねます。シタデルカラー、めっちゃすぐ乾く。どうなってんだろう。凄い。
肩のラインをゴールドではなく黄色で塗ってしまう大失態。襟元のフチ部分も本来は青のままなのですが、たまたまはみ出したらカッコ良かったのでここも塗っちゃいました。だってカッコ良いし。とりあえず各部分のベースカラーはこれでおしまい。
地面を塗ります。全部塗るのが手間だったので、「倒れた兵士達の装備が埋もれつつある砂漠」の設定でいきます。キャラクターの鎧にも陰影とハイライト的なものを加えます。
間違えて塗っちゃったイエローにゴールドを上塗り(すぐ乾くので変に混じる事も無い)銃のメタルな部分や紋章部分、赤く光る眼にも塗装を加えて完成!塗り忘れてる部分もありそうですが、初回ですしこれで十分満足。
細かい部分の塗りが出来るか不安でしたが意外と慣れてくるもので、ミスってももう一度ベースカラーの青やら黒を上塗りすればカバー出来ちゃうのもありがたい。あとは塗りの指示書がガンプラほど細かくなく超ざっくりしてたので、達成感を得やすいのも嬉しかった。塗装も含めて2時間程で出来上がるスピード感も素敵。
改めてレゴとぱしゃり。1枚目とアングルが全く違うので比較になってませんがw このサイズ感でこの情報量は驚きです。確かに値は張りますが、得られるものは大きいです。次は誰を組もうかな〜〜
HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSIONにがっかりした話
勿体無い。非常に勿体無い作品だった。
これまでのドラマシリーズや劇場版でその存在をとことん膨らませたラスボス、九龍グループの凄みが全く活かせていなかった。まぁそもそもLDH的にヤクザが若者をバッサバサ殺していくシーンなんて到底映せないから仕方ないのは分かる。とは言えこれまでの作品と比べてあまりにも軟弱に描かれ過ぎではないか。END OF SKYのラストで見せ付けた「うわ、大人怖い。これはダメだわ」的な雰囲気が無くなっていたのは本当に残念。
コブラを拉致して何かを聞き出すわけでもなく、ラスカルズのクラブを買い取ったからといって大した痛手にもなっていない。「大人の喧嘩を見せる」「銃を解禁する」なんて言っていたものの、実際に使用したのは広斗を撃ち損ねたスナイパーくらいだ。数々の制限を取っ払って撮影を敢行した事は素晴らしいが、その代わりにこの作品が持っていた圧倒的な推進力が完全に失われてしまった。
数分に一度はねじ込まれる回想のせいで、ひたすら説明に説明を重ねるだけのテンポの悪い滑稽なシーンが延々と続くのも気になる。前作や前々作ではその退屈さをアクションのド派手さが問答無用でぶっちぎってくれたものの、今回はそうはいかなかった。
「とにかく風呂敷を畳まなきゃ!」の意識が最初から最後までにじみ出ているせいで細かい部分はどうしても端折らざるを得ない。モグラとしての動きがバレたものの西郷は襲われる様子はなく、そもそも暗躍していた動きを見せていないので薬品工場の件があまりにも急だ。DTCも親父の一喝で復帰しちゃう。「俺、言うたからな」の言葉の重みは一体何処へ。
鬼邪高校を始めとしたSWORD地区の各所がいきなり燃やされてるのも唐突だし、さらには普通にみんな生き返ってるし。達磨一家なんて車が斜めだったのと、花火を打ち上げただけ(ここのアクションシーンがゼロなのも酷い)。スモーキーの死に様に関してもそうだ。闘ってる様子が全く描かれないせいで、キリンジ達が忽然と姿を消す結果になってしまった。
長々と文句を垂れているが、アクションシーンに関しては前作を超えようという意気が十二分に感じられる素晴らしいものばかりだった。序盤の琥珀さん、九十九、雨宮兄弟を九龍グループが追うシーン。高さを活かした長回しのシーンや、パレット等を使ったツープラトン的な攻撃の仕方。しかしここで武田幸三と黒石高大との手合わせが無かったのだけが残念!源治vs雨宮兄弟の対決も良かった。日本刀に対してチェーンで挑むあたりにジャッキー・チェン映画の雰囲気を感じた。無名街大爆破のシーンなんて正に「九龍の眼」だし「新・ポリス・ストーリー」、「シティハンター」のシーンも彷彿とさせる。
SWORDは九龍グループに徹底的に追い込まれるが、暗躍する西郷のおかげで突破口を見出し・・・までが前編。ワイルド・スピードでドムが言ってた「この街で闘うなら俺達の方が上」のやり方で少しずつ反撃&薬品工場の件をバラす後半。といった感じで前後編の映画にすればここまでの不時着感は出なかったと思うんだけどなぁ。実に勿体無い。
ヤクザvs高校生の闘いはクローズの九頭神竜男、ワーストのビスコを中心とした闘いを思い出しますが、その点高橋ヒロシ先生はいい感じの話の規模で上手くまとめていたなぁと。
次の展開はマイティ・ウォーリアーズが軸になるのか?「バルジ」とやらが人なのかモノなのか全く分かりませんが、楽しみにしてますよ!
【行きました】日本大学芸術学部 日芸祭2017
江古田に長く住んでますが観に行くのは初めて。
漢字の中に日本語を混ぜたロゴ。大日本タイポ組合みたいで素敵。
ヌルい展示も多々ありましたが、やってる人はちゃんとやってる印象。
サイズがデカい画は存在してるだけでパワーが漲ってるので見てて気持ち良いです。
香港ミニチュア展
鎌倉観光の帰り際、少し足を伸ばしてKITTEへ。SNSで話題になっていた香港ミニチュア展に行って来ました。
誰もが口にしてますが、外界を遮断して写真を撮ると縮尺が分からなくなるほどの脅威のクオリティ。
ネオン街には鮮やかな電飾が(車のライトまで光ってます)
表紙だけでなく、実は中面までしっかりと作られているのでは?と妄想してしまう。
ジャッキー・チェンの「ポリス・ストーリー」冒頭に登場するバラックみたいじゃないですか?
後ろに人間が入ることで改めて目の前の風景がミニチュアだと気付かされる。
「香港行ってきたんすよ〜」と言って見せても信じられそうだけど、
実は模型なんですよね。信じられん。
初期のGrand Theft Auto視点。
もっとじっくりと舐め回すように眺めていたかったのですが、人が多すぎて断念。ショッピングモールなどの入り組んだ建物を見た時に「あぁ、ジャッキー・チェンならここをこう飛んであっちに飛び移って・・・」みたいな妄想が大好きな人ならいつまででも見れる最高の展覧会でした。