Amazonを利用し始めて思ったこと

まずはじめに。

僕はiTunes Storeが大嫌いです。

 

好きなものは自分の足で探したいタイプなので

欲しいものがほんの数秒、数クリックで手に入ってしまうあの仕組みは

未だに「それズルだろ」と思ってしまう(めっちゃ便利だけど)

 

CDや映画のレンタルでもそうですが、

棚の端から端まで探して、実際に商品を手に取り、レジに持って行き、購入。

帰り道ですぐに封を剥がして歌詞カードやジャケットのデザインをじっくり鑑賞する。

仮に在庫が無かったり、そもそも絶版で買えない時もある。

ドラクエのダンジョンとかで、ボスを倒すだけでなく

全てのアイテムを手に入れないと気が済まない感じ。

「欲しいな」と思った瞬間から探して探して探して、ようやく手に入れる。

そこまでの体験を含めて「購入」だと思ってるフシがある。

(ウサギ狩りをする人はウサギが欲しいわけではなく、気晴らしをしたいのです)

 

恐らく学生時代、観たいもの、聴きたいもの、触れたいもののほとんどが

熊本には無く、東京に溢れているって状況でもの凄く歯がゆい思いをしていて

「欲しいものはそう簡単に手に入るものじゃないし、苦労して手に入れるべき」

的な思考が未だに根強くこびり付いているのも大きな要因だろう。

 

そんなことは言いつつも

先日ミレニアム・ファルコン購入時にAmazonを初めて利用しました。

otakon1011.hatenablog.com

 

いつも行ってるヨドバシカメラに在庫が無くて途方に暮れたのが事の発端で、

「是が非でも買う」スイッチが完全にONになっていたこともあり

2秒でアカウントを登録して近所のコンビニ宛で即配送オーダー。しかも驚安。

それからもちょくちょく利用してしまっておりますしAmazon様々でございます。

 

まぁようは「それはそれ、これはこれ」って考えは大事だなーと。

「欲しいものを手に入れる」という山の頂上をどうやって目指すのか。

1合目から自分の足と手でガシガシ登っていくパターンもあるし、

ロープウェーで楽々頂上まで、むしろヘリコプターでも良いくらいだ。

じっくり登山をしていると野草や動物に巡り合えたり、充実した疲労感を味わえる。

ヘリで頂上を目指す場合でも上空ならではの景色を楽しむことが出来る。

結果は同じだけどそこに至るまでの体験を含めて買うのか、商品だけを買うのか。

普段仕事に忙殺されているからこそ、お金と時間は大事に使わねばと思ったのでした。

 

でもやっぱりiTunes Storeは大嫌いです。

アーティスト名を全部カタカナで登録したり、ふりがな勝手に付けるから。