SNS絶ちと依存症の話

以前、「SNS控えたら生活が改善された!ハッピー!」

みたいなことを書いたのですが、そこからさらに時間が経ち

うーん、、意外とそうでもねぇなって思ったので簡単にまとめます。

 

結論から言うと染み付いた習慣ってものは

簡単には変わらないし、変えられないし、変えなくていいじゃんって話。

 

確か小5くらいからネットの海に飛び込むようになり、

ごくごく自然に2ちゃんねるに没頭。

ほのぼの系に始まって、メンタルヘルス、狼、ニュー速VIPNHK実況、

なん実を経て緩やかにmixiに移行(当時は招待制だったのが懐かしい)

そしてTwitterInstagram、最近だとFilrmarks等々。

 

実生活で友人の少なかった僕は、

ネットでのコミュニケーションが楽しくて仕方がなかった。

学校では誰とも噛み合わなかった電気グルーヴの話も、ドカベンの話も、

グラップラー刃牙の話も、ジャッキー・チェンの話も何でも出来た。

しかもいつでも誰かしら居るし、それこそ即レスでコミュニケーションが取れた。

 

子供の頃から染み付いたそんな習慣はやはりそう簡単に抜けるものじゃなくて

SNSを断ったことで、少しずつ気持ちの面で調子が崩れていったのだと思う。

それを何かしらで補うために映画と小説を無意識に貪ったのだろう。

それでもどこか物足りなくて、控えていたお酒も浴びるように飲むようになり、

結局ネットの世界に舞い戻ってしまった次第。皮肉にも気分は良好です。

Twitter楽しいわー。多分死ぬまでやってるんでしょう。

 

依存対象は違うけれどヤク中って恐らくこんな感じなのかなーと。

「ほどほど」だったり「ある程度」っていう使用状態が存在しない。

すぐには止められないし、止めるとしたら何かしらの「治療」が必要になる。

先日観た「日本で一番悪い奴ら」の綾野剛の姿とか、

北方謙三の「檻」の主人公のことを思い出しながらそんな事を考えました。

 

おしまい。