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はい

シン・ゴジラ鑑賞

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圧巻。
ギャレス・エドワーズが制作した通称「レジェゴジ」を観た時に
日本の特撮、日本のゴジラはこれに勝てるのだろうか・・・と
軽く絶望したものですが、全然気にすることなかった。
日本にしか作れないゴジラがしっかりと立ち上がっていました。

 

現実対虚構。

 

実際に日本にゴジラが現れたら誰が何をしてどう動くのか。
そんな「んなアホな」というテーマに対して、
1人のヒーローを立て、そいつの行動をメインに据えるような方式ではなく
日本政府、自衛隊、一般人、研究者等々
全ての登場人物に均等にスポットを当てて
日本全体でゴジラに立ち向かっていく構成が素晴らしい。

 

防災服姿の総理大臣や崩壊していく家屋、波に易々と押し流される車列、
瓦礫の山、避難所の住民達の様子は震災を経た日本人に対して
圧倒的で強烈なリアリティを叩き付けてくる。

 

ゴジラの造形・動きもこれまで見たことの無いもので凄く良い。
子供の頃、ゴジラを観た時に感じた「何かもうひたすら恐ろしい」
としか言いようのない不気味で、でもカッコいいものになっていた。
どこ見てるか分からない目、口の開き方、背中からのビームとか
これまでガチガチに固まってた感もある「ゴジラはこうあるべき」に対して
あまりにも大胆で鮮やかなアレンジが加えてあったところが良い。

 

巨神兵東京に現わるのメイキングで自らのことを「絶滅危惧種」と例えていた
特撮畑の偉大なる天才達の意地と誇りを感じさせる最高の作品です。

 

庵野秀明が56年掛けて作ったゴジラ
とりあえずIMAXのデカい画面で観ましょう。