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otakonblog

はい

【観ました】ドクター・ストレンジ

marvel.disney.co.jp

 

2008年の『アイアンマン』から始まったマーベル・シネマティック・ユニバース。3部作や前後編といったこれまでの映画の造りを根本から覆し、年に数本公開という驚異的なハイペースで傑作を量産させてます。昨年の『シビル・ウォー』からフェイズ3に突入し、シリーズ全体で14作目が公開。遂にドクター・ストレンジが登場してくれました。MARVELの中でも古参キャラですし、他のキャラクター達との掛け合いが早く見たい!

 

ストーリーはいわゆるオリジンもの(キャラクターの誕生、原点を描く)なので、駆け足&先読みしやすい展開ではあるものの、特筆すべきはやはり魔術の世界の描き方!東洋と西洋、現代と古代を上手くブレンドさせたスタイリッシュながらも呪術的な世界。冒頭から『インセプション』やジョジョ6部の『C-MOON』の発展系とも言える重力捻じ曲げアクションが始まり、度肝を抜かれます。エンシェント・ワンがストレンジに魔法を叩き込むシーンでは、マンデルブロ集合や『インターステラーの後半を思わせる量子力学的描写の乱れ打ち。これまでのMARVELシリーズとは一線を画す世界が圧倒的な説得力を持って迫ります。


一時は別の俳優か!?とも思われたストレンジ役は、最終的にベネ様に落ち着いたので一安心。ユーモアたっぷりでまさにはまり役。『ローグ・ワン』で心優しき親父を演じてたマッツ・ミケルセンは、『カジノ・ロワイヤル』のル・シッフルを彷彿とさせる不気味な悪役として登場。そして何よりもあのスコット・アドキンスが遂にユニバース入り!目元があんななのでパッと見では分かりにくいですがw ドニー・イェンの『ローグ・ワン』出演決定の時のような嬉しさ!


あとはタイムループというある種ありきたりなネタを、ドクター・ストレンジの性格を上手く組み合わせて昇華させた、暗黒次元の支配者ドーマムゥとの最後の闘いも非常に面白い。(あっさり音を上げるところもカワイイ)


ラストではマイティ・ソーを登場させて、『ソー:ラグナロクからの『インフィニティ・ウォー』への繋がりをチラ見させて期待感をしっかりと煽ってくれる。(ハルクがどんな流れで加わるのかも気になります)『アントマンの劇中でファルコンを登場させてアベンジャーズとの繋がりを作り、『シビル・ウォー』アントマンを違和感無く活躍させたように、この辺のテクニックがMARVELは本当に上手い。


個人的に気になったのは、ストレンジの事故の原因にもなった「雷に打たれた」少女のこと。他の症例とは異なる患者ですし、雷と言えばやっぱりソーが思い浮かぶし、どうにも見過ごせない何か引っかかる所があります。(『エージェント・オブ・シールド』で回収する伏線か?)

魔法のシーンなんかは特にIMAXの3Dがバッチリハマると思います。是非。