新日本プロレス 4.10 両国国技館 INVASION ATTACK


新日本プロレスの4.10両国大会が終了。
プロレスをちゃんと観るようになってから数年。
ここまでワクワクした大会は初めてかもしれない。

 

オスプレイもう少し頑張ってくれとか、ヨシ・タツ復帰おめでとうとか、
真田には期待してますとか、コーディー・ホールの容態とか、
色々とトピックスはあるものの今日は何と言ってもメインイベントでしょう。

 

プロレスはある程度結末が予想出来る類のものだと個人的に思う。
アベンジャーズは絶対に勝つし、ウルトロンは敗れてしまう。
だけれど今日の展開とお客さんの盛り上がりは本当に予想不可能だった。
よくぞそっちに舵を切ってくれました!って感じ。

 

アンパンマンで例えると、いつもの流れで闘いが始まったものの、
バタ子さんが投げたスペアの顔をドキンちゃんがキャッチ。
力の入らないアンパンマンはそのまま再起不能に。
今日のメインイベントはそんな感じだった。来週の話が全く読めないのだ。

 

僕はプロレスを観る時は日頃のストレスの発散も兼ねている節がある。
どうしてもウマが合わない上司だったり、自己中極まりないお局だったり、
驚愕のスケジュールを投げつけてくるクライアントだったり。
そんな生活の中で溜まり溜まったモヤモヤやイライラを、
僕は小島聡の豪腕ラリアットや永田裕志のバックドロップ、
中邑真輔のボマイェや真壁のスパイダージャーマンに託している。

 

もともと内藤選手の事は大嫌いで、常にいけ好かない奴だと思っていた。
しかしヒールターンしてから一変。ひたすらカッコ良くて仕方がない。
反体制的なスタイルだったり制御不能な言動だったりが
僕が普段抱えているもやもやしたものを上手く昇華してくれてるのだろう。

 

話は逸れましたけど、とにかく今日の大会は最高に面白かったし、
新日本プロレスの新たな方向性を提示した素晴らしいものだった。
中邑真輔AJスタイルズ、カールやドク・ギャローズが居ないことを
忘れさせるだけの内容だったことは間違いない。
大丈夫、全然やれる。そんな感じに僕には見えました。

 

内藤には次の挑戦者(恐らく石井でしょう)なんて軽く蹴散らしてもらって、
少なくとも秋の両国くらいまではチャンピオンでいてほしいなと思ってますが、
まぁそこはトランキーロで。

 

電気グルーヴ「お母さん、僕たち映画になったよ。」@Zepp Tokyo

宇宙一大好きなおじさん達、電気グルーヴ
宇宙一カッコいいライブを観に行きました。
ド平日開催と知った時は膝から崩れ落ちたものの、意地で有給奪取。
社畜デザイナーでもやれば出来る。

電気グルーヴのライブを観たのはフェスでは去年のSONICMANIA、
単独では一昨年(感覚的には去年だった。驚愕。)の塗糞祭以来。
塗糞祭はこれまでの在籍メンバーと豪華ゲストを呼びつつの
オールタイム・ベストでファン感謝祭的な内容だったので、
今回はどんな感じになるのか非常に楽しみにしてました。

ほぼ定刻通り、「コンニチハ、デンキグルーヴデス」の声と共にスタート。
新幹線までは最近の定番曲+THE MOVIEのサントラに沿った流れ。
そこから激レア、愛のクライネメロディー!ここで涙腺がぶっ壊れる。
2000年のフジロックで虹の合間に使ってたくらいで、ライブでやるのは初?
まさか聴けると思ってなかったなー。ただただ感動した。

バロン・ダンスも完全に予想外で、
しかもダイナソータンクを混ぜた野球ディスコの時っぽいアレンジ!
卓球曰く「22年前の曲」だけど今でも全然カッコいいぞ!

軽やかなディスコアレンジが加えられた
あすなろサンシャイン(瀧、キー低くなったなぁ。。。)から
カメライフと続いてこれまた懐かしのTKOテクノクイーン。
一番驚いたのは卓球のソロ曲、Love Domination。SEX大連呼。

そしてFLASHBACK DISCO→ジャンボタニシ→N.O.→かっこいいジャンパーで終了。
FLASHBACK DISCOは遡ればツアーツアーの頃から皆勤賞レベルで演奏されてるけど
毎回アレンジ変わってるし色褪せない。名曲。(WIRE01の時が至高ではあるが)
かっこいいジャンパーはもちろんKAGAMIのリミックス。感涙。

ここまで1時間半、MC無しノンストップ。
ちょっとしてステージに戻った2人。ようやくMCが始まる。
怒涛の勢いで卓球が喋りまくり、瀧がそれをなだめる図は相変わらず。
瀧が疲れからか普段よりも付き合わなくなってたのが面白いw

アンコールはこれも予想できなかったHAPPY BIRTHDAY。
最後は卓球が瀧におんぶされながら退場。不覚にも萌えた。
そしてループゾンビが流れる中お客さんも退場。

2016年版にアップデートされた定番曲達をベースに
レア曲を随所に織り交ぜてアクセント付けながら、
緩急ついたBPMで踊らせるソリッドで攻撃的なセットリスト。
Shangri-Laや誰だ!を一瞬だけねじ込むところもズルい。

振り返ればVOXXXからの曲が多かった印象。
VOXXXは電気のアルバムの中でも特に好きな1枚なので嬉しかったなー。
VJ(新幹線の停車駅表示ネタが良かった)とステージの造りも一新してて、
液晶と照明の使い分けも演出にメリハリが付いてて楽しめました。

26年やってるバンドとは思えない新鮮さで駆け抜けた極上の2時間。
やっぱり僕はこの人達のことが大好きなんだなー。
心底幸せな時間を過ごせました。生きてて良かった!あと休み取れて良かった!
このセトリの凝縮版で夏フェス出るんだろうな。めっちゃ楽しみです。


電気グルーヴ「お母さん、僕たち映画になったよ。」@Zepp Tokyo

01.ハロー!ミスターモンキーマジックオーケストラ
02.Fallin’ Down
03.Missing Beatz
04.Shameful
05.新幹線
06.愛のクライネメロディー
07.Baby’s on Fire
08.スコーピオン2001
09.バロン・ダンス〜ダイナソータンク
10.あすなろサンシャイン
11.カメライフ
12.TKOテクノクイーン
13.Fake it!
14.Love Domination
15.FLASHBACK DISCO
16.ジャンボタニシ
17.N.O. 2016
18.かっこいいジャンパー

19.HAPPY BIRTHDAY

Fallout4買いました

先日ふと思い立ち、
ヨドバシのポイントをたっぷり使ってPS4とFallout4を購入。
Fallout4、なるほどこれはめちゃくちゃ面白い。
まさかGTA3を初めてプレイした時のあの衝撃を再び味わえるとは。

最近やってたゲームって艦これくらいだし、
そもそもコントローラー握ってゲームやってたのが学生の時だし、
もう10年は昔の話だろう。
MGS3とか三國無双とかGTAとかパワプロサクセスモードとか、
そんなのを毎日毎日朝までプレイしていた覚えがある。

今は仕事も家庭もあるから、とてもあの頃のようには遊べない。
毎日絶賛寝不足中だし放ったらかしにしてる奥さんの機嫌も悪くなりがちである。
でもあの頃と同じくらいの満足感、充実感は味わえていると思う。
ゲームってまだまだ捨てたもんじゃないなと実感。
(大人が本気出して脳みそひねって作ってるんだからそりゃそうだ)

現場(サンクチュアリ付近)からは以上です。
最近タレット足りなくて困ってます。

#yeaoh

中邑真輔に初めて出会ったのは高校生の頃。

特に意味もなく夜更かししていた午前3時。

テレ朝で放送されていたワールドプロレスリングでのことだった。

 

今では代名詞となった必殺技、ボマイェを放つ姿を見て

当時は「おい!それただの膝蹴りじゃねーかよ!卑怯だぞ!!!」

なんてことを思っていたし、見た目とか立ち振舞い含めて

どうもいけ好かねえ奴だなぁという印象しかなかった。

 

それから数年。

 

上京した僕は本格的にプロレスを観戦するようになった。

聖地・後楽園ホールはもちろん灼熱の両国国技館、そして東京ドーム。

どんな会場の大会でもその中心に中邑真輔は居た。

 

個性的という言葉には到底収まらないキャラクター。

彼にしか出来ない独特の間や動き、発言、技。

常に新たな刺激を求め、対戦相手とヤバいプロレスをし、

中邑真輔自身と対戦相手、見守る観客を未知の領域へと連れて行く姿は

文字通り「キング・オブ・ストロングスタイル」だったし、

ずっといけ好かねえ奴だと思っていた彼のことを

僕はいつの間にか心の底から好きになり、応援するようになっていた。

 

しかし、別れは突然やってきた。

まさかのWWEへの移籍発表。そしてラストマッチ。

あっという間の1ヵ月だった。

 

中邑真輔新日本プロレス最終戦。

 

あのテーマ曲と共に入場してくる時点で

「当分この姿は観れないんだよなぁ」と思い、泣いた。

試合中も涙腺が緩むポイントが何度もあったし、

試合後のコメントを聞いていても泣いた。

そしてあのオカダ・カズチカが号泣していた姿に思わずもらい泣きした。

 

プロレスを好きになってから数年。

大好きな選手が目の前から突然居なくなり、

その試合を観ることが出来なくなるのは初めて。

未だに実感は湧かないものの、ネットで、雑誌で、会場で、

中邑真輔の居ないリングを見て少しずつ寂しさを感じるのだろう。

 

それと同時に新天地、WWEでの活躍も非常に楽しみである。

既に向こうで活躍しているフィン・ベイラーやKENTA、

WWE移籍後の初試合がクリス・ジェリコという高待遇っぷりのAJスタイルズ

彼らとあっちのファンを沸かす姿を早く観たい。

 

もう一つ、中邑真輔AJスタイルズが抜けた大きな穴を

誰が埋めるのかってのも楽しみではある。

ヒールターン大成功の内藤哲也をはじめとしたロス・インゴベルナブレス勢、

ボスの居なくなったCHAOS、IC戦線に繰り出した棚橋弘至等々挙げればきりがない。

新日にはまだまだたくさんのレスラーがいるのだ。

 

恐らく2016年の新日本プロレスは激動の年を迎えるだろう。

まずは明日の大阪ビッグマッチ。どうなるIWGP

 

Luciano Boiler Room Switzerland

Switzerland: Luciano - BOILER ROOM

www.youtube.com

 

おなじみBoiler RoomのLuciano回。

スイスの標高3300m級の山での2時間半セット。

パーカッシヴでミニマルなテクノがとても心地よい。

ちょいちょい周囲の風景が映るのだがこれが引くほど絶景。

しかしこんなに標高が高い場所で踊ってて辛くないのだろうか・・・